初心者の為のチヌ釣り講座@ちぬの生態と行動パターン:壱岐・対馬へ釣りに行こう

初心者の為のチヌ釣り講座@ちぬの生態と行動パターン

なんか大そうなタイトルだけど、実は私は年に1〜2回しかチヌ釣りはしません。       _| ̄|○

でも、以前は1年中チヌばかり追っかけてました。
当時は壱岐や呼子方面や平戸の波戸や地磯を車で回ってましたねぇ。
だからこう見えても50オーバーのチヌは結構釣ってます。
(イヤイヤあんた顔見せてないやろ!?というツッコミはスルーして・・・)

最近チヌ釣りに関する問い合わせをよくいただくので、自分なりの考えやポイントなんかを書いてみようと思ったわけで・・・
まずは敵を知ることが大事という事で、1回目の今回は意外と知らないことが多いチヌの生態。


黒鯛は警戒心が強い魚


チヌの生態

チヌ(黒鯛)は何でも食べる雑食性で好奇心旺盛なのでルアーでも釣れる反面、とても繊細で警戒心が強い魚。
夜釣りのライトはもちろん、波止場でのブーツの音や荷物の音なんかにも注意しなければならない!
魚にとって、岩を通して水中に響く音は以外に大きいと思ったほうがいい。
大あわせでブンブン竿を鳴らしている人を見るけど、この時水中で糸が出す「シュッ!」という音も魚にとっては異様な音なのでチヌを散らしてしまう。


クロダイの生態と産卵時期


ご存知のようにクロダイ(チヌ)は、最初は雌雄両方の性巣をもったニューハーフ!? で、3歳になる頃には、雄か雌かのどちらかに別れていくが大型は雌が圧倒的に多い。

クロダイ研究の第一人者によると、クロダイの卵は闇夜に浅場の海面までメスが浮上して産卵し、その卵にオスが放精する分離浮性卵とのことだ。
クロダイは岩礁地帯の岩陰や藻に産卵すると思っている人が多いが、それは実際に黒鯛の産卵を見た人がほとんどいないからだろう。
また、産卵を控えたのっこみのクロダイは食欲が旺盛なので釣りやすいのは間違いなけど、秋のクロダイに比べると動きが鈍く引きは弱い。


チヌ

産卵のために浅場にやってくるのっこみチヌは、産卵を終えると再び深場にもどり体力を回復する。
夏場になって水温がかなり上昇した頃には再び浅場にやってきて自分達のテリトリーを決めるが、のっこみの時期より浅い河口域まで分散していく。
夏のチヌは漁港や河口を狙う場合が多いが、これは餌が多いのと夏の高水温の時期にも比較的水温が安定するからだと思われる。
ただ、夏期の朝夕は浅場を狙っても水温が上る昼間は深場を釣るのがセオリー。

対馬のある漁港の一番奥に流れ込んでいる小さな川に2〜3キロくらいのチヌが5〜6匹群れているのを見たことがる。
早朝の満潮頃だったと思うが、背ビレが出そうなくらい浅いところだったのでタモで掬えるんじゃないかと思ったほどだ。

クロダイ

深場から戻ってきたチヌは水温が低下し始めるまでのおよそ半年間はそのテリトリーで過ごし、晩秋には再び水温の安定する深場へ返って行く。その場所が気に入った固体は移動せずその付近に留まる事があるが、それが”地付きのチヌ”だ。


チヌの回遊コースは決まっている


チヌの一日の行動パターンは決まっていて、このテリトリーを毎日回遊するわけだが、浅場や深場、餌場や遊び場と同じルートを移動し住みかに帰る。
えっつ? と思われかもしれないけど、チヌは群れで固まってあまり動かない時や、動き回っているのに餌を捕食しないときがある。これはチヌの回遊コースの中のにある遊び場や休憩所なので釣っても釣れない。
昔これを黒鯛釣りの達人、高園満さんが「チヌの遊び場」と言ってたので私もそう呼んでいる。


対馬 チヌ

チヌの一日の行動範囲はおよそ2キロ〜3キロと言われている。
毎日同じ時間に同じところを通るので、今日の満潮から一時間後にチヌを見たなら明日も満潮1時間後くらいの時間帯にその場所に現れるだろう。
人間の時間ではなく潮の時間でということだが、餌や水温の影響でルートが少しずつ変っていくこともある。
すなわち、チヌが釣れた、あるいは姿を見たという事はそこはあるチヌの群れの回遊ルートなので、翌日も同じ潮の時間帯に釣れる可能性が高いという事だ。

ただし、これは回遊時期の話で、ある研究データでは1日で40キロ以上の距離を移動した例も確認されているので、のっこみ前やのっこみ後などの移動時期には新天地を求めて一気に移動すると考えられる。




また、チヌは駆け上がりや岩陰に沿って移動すると言われるが、いつもそうとは限らない。
福岡市西部の道路脇の2メートル位の浅場に30匹位のチヌの群れを見つけて何日か通ったことがある。
海岸線はちょっとした岩場とゴロタ石で、すぐ先はずっと砂地でだらだらと深くなっていく感じのよくある地形。
毎日決まって満潮時に現れるチヌの群れは、海岸線の岩場に沿って餌を求めながら移動するかと思いきや、その浅場で餌を食べると決まってパラパラと何も無い沖の深場のほうに消えて行った。


今回はこのあたりで。。
次回は佐賀・福岡ののっこみチヌ情報なんかを・・・

お代はいただきません   ^^;




2010/04/04 投稿: 「壱岐・対馬へ気軽に釣りに行こう」管理人

陸の戯言(おかのたわごと)

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五島 真鯛.jpg
(真鯛85センチ) 壱岐 イサキ
(イサキ44センチ) 対馬 クロ
(クロ 44センチ) 対馬 カゴ釣り アラ
(アラ50センチ) 沖ノ島 ブリ ハマチ
(ハマチ72センチ) 沖ノ島 夜釣り コロダイ
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(アオリイカ2キロ)