初心者の為のチヌ釣り講座Eポイント別攻略法〜その2:壱岐・対馬へ釣りに行こう

初心者の為のチヌ釣り講座Eポイント別攻略法〜その2

前回は波戸やワンド、真珠棚などのよくあるチヌ釣り場についての話だったが、今回はその中でポイントとなる場所を更に絞り込んだ話。
沖磯については取り上げていないが、攻めるポイントはこのような場合のどれかに当てはめて考えていただければと思う。
今回は「初心者の為のチヌ釣り講座」と言うことで、潮目やサラシの釣りかたなどについては触れないことにした。


駈け上がり


かけ上がりと言っても、すぐ足元からかけ上がりになっているところもあれば、竿2〜3本くらい先から急に落ち込んでいるところもある。
傾斜が急なところもあれば、ゆるやかな場合や階段状になったカケアガリもある。
よくあるのが、カケアガリが階段状になっていることに気付かず手前のかけ上がりばかり流しているケース。
こういう形状の場合は深い段から探るのだが、タナとりをしないと気付かない場合もある。

駈け上がりと沈み瀬.png

(駈け上がりと沈み瀬がありチヌの気配がプンプンする)

どのような形にせよ、かけ上がりを釣る時の基本はかけ上がりに沿って流すこと。潮の流れによってそうはいかない場合もあるが、そういう場合は仕掛けを止めて釣ることになる。

払い出しが沖に出て行く場合などがそうで、浮き下を深めに設定しておき、手前の浅いところは付け餌を這わせる。
深いほうへ流れるにつれて付け餌は底スレスレから底を切っていくことになるが、あまり底から離れすぎては意味がない。
そこで、底から1メートルくらい切った位置まで流したら、手前に引き寄せまた流すようにする。


沈み瀬


チヌ10-200×150.png

根とかシモリとか沈み瀬とかいうが、根は自分が立っている岩場から続いた岩で、ここでは沖に孤立している瀬や岩を沈み瀬と思っていただきたい。
沈み瀬はチヌの格好の餌場や住みかになるので、目視でそう場所を見つけたらまず狙うべきポイントである。
極端な話、変化の少ない地形なら小さな岩一つがポイントとなることもある。
チヌはその岩陰で潮上から流れてくる餌を待っている。

遠投で届く距離ならダイレクトに狙うが、届かない距離ならその沈み瀬へ流れる潮に乗せる。
その沈み瀬へ潮が流れない時は届く範囲で遠投し、あとは撒き餌で寄せるしかない。
「潮がその方向へ流れてないのに撒餌が利くのか?」と思うかもしれないが、撒餌は届かなくても音は届く。
撒餌にえさとりが活気付けば、海中のその異様な周波数を魚は体の側線でキャッチする。
浅茅湾の真珠棚でチヌが船のスクリュー音に寄ってくる話をしたように、音は撒き餌より効果がある場合がある。


チヌ09-400×300.png

さてその沈み瀬のどこを狙うかだが、水温が高くて生きた潮が流れているときはチヌの活性もいいので、その沈み瀬の上を流す。
こういうときはアタリが鮮明にでる場合が多い。
水温が低いときはチヌが浮いてこないので、深めのタナで沈み瀬の横ギリギリを流す。
手前から沈み瀬へ潮があたる場合は沈み瀬に仕掛けがあたる前に引き戻し再び流してみる。
このとき、撒き餌は帯をつくるように打っておく。

予断だが、釣りをしているとすぐ近くで漁師さんがいきなり立て網を入れだした、という経験はないだろうか?
この時、ぐるっと円を書くように網を入れたらそこは大きな沈み瀬がある場所で、まっすぐ入れたらそこはかけ上がりだと思っていい。
どちらにしても漁師が網を入れるところはいいポイントなので覚えておくといい。


藻場


最近はどこもカジメが少なくなった。
原因は海水温の上昇で、以前は冬場にいなかったバリ(アイゴ)の稚魚がカジメを食べてしまうかららしい。
それに以前は見なかった派手な色のなサンゴ礁のような海草をよく見るが、これはここでいう藻ではない。

産卵期のクロダイは藻場を好むが、これは藻に卵を産み付けるわけではなく産卵後の稚魚の餌が豊富だからと考えられる。
ちぬの生態で話したように、チヌは海面近くで卵を産む。
潜った事がある人はご存知だろうが、藻の下の岩はサザエや貝が多く生息する。小魚やエビ・カニの隠れ家にもなるのでクロダイ自信の餌場でもあり、遊び場にもなるところ。

藻場のチヌ釣り.png

(目の前に藻があるときは沖で浮かせてから寄せる)

しかし、チヌが好きな藻場は釣り人にとっては、掛けた後の取り込みが難しくて厄介なポイント。
藻がまばらに生えているところなら、流れがゆるい時は藻が立っているのでその間を流すといいが、藻が横に寝ている時はそれが難しくなる。
藻の切れたところを探れる場所なら藻から少し離したところを流し、撒き餌で藻の中のチヌをおびき寄せる。
足元から藻が広がっていてその先がカケアガリになってるような場所では藻場の先で食わせる。掛けたら軽くテンションをかけることでチヌは沖の深場へ走るので、そのまま沖で弱らせてから寄せるようにする。

どちらにしても、ギッシリ生えた藻のわずかな隙間や藻ギリギリを流すのはやめたほうがいい。
沈み瀬ならギリギリを流して、もし根に潜られても待っていれば出てくる事も多いが、藻に入られて藻を巻いてしまうと出ようにも出られない。
そうなると、藻が切れるかハリスが切れるかイチカバチカに賭けるしかないので、リスク覚悟で攻めるならハリスも竿もワンランク上げることだ。


次回はチヌ釣り仕掛けについての考え方。

もちろんお代はいただきません   ^_^;




2010/04/29 投稿: 「壱岐・対馬へ気軽に釣りに行こう」管理人

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